「わたしのマンスリー日記」第14回 それでも人はなぜ生きる!?

私たち4人は2時限目(12:00~13:15)18番教室の谷川さんの「千葉の地名から日本がわかる」の講座を聴講しました。教室は満席でした。口の利けない谷川さんがどのように講義を進行させるのか興味津々でした。講座は司会の岡田直也(コピーライター)さんが務めました。「皆さん、こんにちは。」の挨拶文の読み上げから始まりました。以下、全て聴講者にあらかじめ配布されている谷川さんが作成したA4判用紙6枚の原稿(脚本)を、多少脚色しながら淡々と読み上げられて講義が進められました。原稿には11枚の写真と「ジョー」のイラストも掲載されていました。
講義は全て千葉県に関する地名の由来についての設問方式(ちばてつやさんについてのスペシャル問題を含めて全部で11問)で(A)(B)(C)の3択から1つを〇で回答するものです。設問の内容自体がどれも関心を引き付けるものばかりで、また回答の選択肢はどれも迷うものばかりで困りました。私の正解は何と2問で大惨敗でした。
参加者全体では8問正解が1人(驚くべき回答率で会場どよめく)、7問は2人、6問は4人で各人に谷川さんの近刊書が贈られました。
それからは攻守を変えての、難読地名を聴講者が出して谷川さんがその地名を読み解く即興のガチンコ勝負がありました。
1問「今帰仁」(正解:なきじん・沖縄県)×、 2問「恵雲」(正解:えとも・島根県)×、 3問「天羽田」(正解:あもうだ・千葉県市原市)×、4問「雲母温泉」(正解:きらおんせん・宮城県)×、5問「酸ヶ湯温泉」(正解:すかゆおんせん・青森県)〇 。
不正解の難読地名を出した人にも谷川さんの近刊者が贈られました。というわけで難読地名解読のガチンコ勝負は谷川さんの1勝4敗でした。司会者からは、こういうことはこれまでなかった、今回の参加者のレベルが高かった、谷川さんにはこれにこりず研鑽して来年また挑戦してくれると期待したいですとしめくくりました。

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